占いのイメージとして強い水晶占いは、水晶玉に映し出されたメッセージを受け取る占いです。
一般的に大きい丸い水晶玉に手をかざしているイメージが強いと思いますが、日本の歴史では、どちらかというと小さい水晶が使われていました。
小さい水晶の塊を使っていましたので、占い方法も、それらを複数投げてその散らばり具合を見たり、落ちるときの音の響きなどからメッセージを読み取っていたそうです。
現在では日本でも、大きい丸い水晶玉を使う方法が一般的になっています。
そんな水晶占いですが、大きく分けて二通りの方法があります。
一つ目は、「スクライイング・アプローチ」と呼ばれる占術です。占いたい内容を水晶玉に伝え、そこに映し出された映像から結果を読み取る方法となります。
この映像は相談者の映像心理を映し出しているとも言われており、近い未来から遠い未来まで幅広く占えるのが特徴です。
二つ目は、記号や絵を水晶玉に映し出し、その映像を元に相談者の運勢や未来を鑑定していく方法です。こちらの方法には名称が付けられていませんが、水晶占いを行う多くの占い師が、この方法を用いています。
これら二つは占い師に求められる能力の違いなどがありますが、水晶玉に写った映像からメッセージを受け取る、という点では同じです。